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今日も山へ行こう

山が大好きな、30代ヤマオンナの山行記録。

【2016年9月】北アルプス・針ノ木岳テント泊の思い出

こんにちは。

今週末あたり、花見登山をしたいなぁと考えているまつたろうです。

先週末はまだまだつぼみだった、とある桜の名所。週末あたり見ごろになるかな…

今日は2016年9月の針ノ木岳のお話です。

【もくじ】

 

山頂からの絶景が楽しめる針ノ木岳

f:id:ma2-hiro3:20170418132122j:plain

針ノ木岳は北アルプスのほぼ真ん中、後立山連峰の最南端に位置する標高2,821mの山で、長野と富山の県境に位置しています。

実はこれまで、自分の中の「登りたい山リスト」に入っていなかった針ノ木岳。。そんな針ノ木岳に登ろうと思ったのは、山頂からの景色が素晴らしい! ということを知ったから(^_^;)

この前年(2015年)にソロで立山を歩いた際、大汝山から黒部湖や後立山連峰を見て「なんてすばらしい眺めなんだ!」と思った私。。。ですが、「針ノ木岳から見た景色も良いよ」なんてことを聞いたものだから、これは登ってみらな! と(単純)

そんなわけで、天気が良さそうな9月初旬の週末に登ってきました。

 

当初の計画(概要)

山行日:2016年9月3日(土)~4日(日)

スケジュール:

扇沢駐車場(6:00発)→(7:30着)大沢小屋(7:40発)→(11:20着)針ノ木小屋(12:30発)→(13:30着)蓮華岳(13:45発)→(14:20着)針ノ木小屋テント場(翌6:00発)→(7:00着)針ノ木岳(7:10発)→(8:10着)スバリ岳(8:20発)→(9:20着)針ノ木岳(9:20発)→(10:00着)針ノ木小屋テント場(10:30発)→(12:30着)大沢小屋(13:00発)→(14:10着)扇沢駐車場

※1日目針ノ木岳、2日目蓮華岳となる可能性あり

※スバリ岳までは行かず、針ノ木岳のみとなる可能性あり

 

当日の記録

1日目(9月3日)

針ノ木岳登山口がある扇沢は、立山黒部アルペンルートの長野側入口。

ココには無料駐車場と有料駐車場があって、できることなら無料駐車場にとめたい…ということで(7月の燕岳の反省もあり)前夜に駐車場へ移動して車中泊することに。

おかげで駐車場問題は難なくクリアし、翌朝いい気分で針ノ木岳に向けてスタートです。

f:id:ma2-hiro3:20170418132523j:plain扇沢駅。きっぷ発売前から行列

立山方面に行くならトロリーバスに乗車しますが、今回はこの建物の左手にある「針ノ木自然遊歩道」から入山です。

f:id:ma2-hiro3:20170418132524j:plainココが入口

f:id:ma2-hiro3:20170418132525j:plain登山道は舗装道路を3回横切る

針ノ木自然遊歩道は、関西電力?の管理用道路を3回ほど横切って進んでいきます。

この管理用道路は一般人は通行(歩行)禁止。指示に従って、登山道を歩きましょう~。

f:id:ma2-hiro3:20170418132526j:plainスタートしてしばらく歩くと見えてくる針ノ木岳(左)とスバリ岳(右)

f:id:ma2-hiro3:20170418143348j:plainガレ場を通過。見上げた先にある稜線の向こう側は、黒部ダムです

f:id:ma2-hiro3:20170418143349j:plain小屋閉め直前だった大沢小屋

f:id:ma2-hiro3:20170418132527j:plain大沢小屋前にある標識

扇沢から1時間ほど歩くと、大沢小屋に到着。

大沢小屋は収容人数30人ほどの小さな小屋ですが、宿泊もできる山小屋。営業期間は例年、7月上旬から9月の初旬までのようです。

この先、針ノ木峠に向かうルート上には日本三大雪渓のひとつである「針ノ木雪渓」があり、大沢小屋ではアイゼンを借りることもできます(^^)雪渓の状況などもここで確認しておくと安心です。

私たちもここでルート状況を確認。

昨年は雪が大変少なかったため、早い時期から針ノ木雪渓は通行禁止に。通行できるのは高巻き道の方なので、注意してくださいとのアドバイスをいただきました。

f:id:ma2-hiro3:20170418132528j:plainホントはこの先が針ノ木雪渓のはずですが…すでに雪はない状態

f:id:ma2-hiro3:20170418132529j:plain針ノ木雪渓の残骸…

写真のとおり、針ノ木雪渓は見るも無残な状態。

高巻き道はと言うと距離が長く、クサリがところどころにあり急峻な岩場が続くという感じ。。集中力を切らさないように歩きたい場所です。

この先「ノド」と呼ばれる谷が狭くなった場所を過ぎ(雪が豊富ならノドの間を通過、少ない時期は高巻く)沢の上部へ。

沢の上部へ近づくほど傾斜が増し、道もつづら折りになります。

f:id:ma2-hiro3:20170418143351j:plain「ノド」と呼ばれるあたり。下山時に撮影

この頃はガスが湧いてきていて、展望もほぼナシ。しかも、先の見えない九十九折の道が続き、おかげで写真ゼロという…(´;ω;`)

「いつになったら針ノ木峠に着くんだよ~~ヽ(`Д´)ノ」とぼやき始めたその時、ガスの晴れ間に「針ノ木峠」の標識がうっすらと!!

10時半過ぎ、無事に針ノ木小屋のある針ノ木峠に到着です。

f:id:ma2-hiro3:20170418132530j:plain峠の上は晴れていました

針ノ木岳や、峠を挟んで対峙している蓮華岳は、一応日帰りも可能なお山。

しかしテント泊を始めてからというもの、日帰り可能な山も贅沢に1泊することが増えた我が家…この日ももちろん、針ノ木小屋のテント場に1泊します。

ココのテント場は先に受付を済ませてからテント設営をする流れ。

ホームページには「受付時に設営場所を指定します」とありましたが、このときは「空いてる場所に設営していいですよ」と。夏のハイシーズンではなかったので、時期的なものもあるのかもしれません。

ちゃちゃっと設営し、針ノ木小屋でお昼ご飯を済ませたら針ノ木岳に向けて出発です。

※当初計画では1日目蓮華岳でしたが、この天気なら立山方面も見えるかも…と針ノ木岳に変更しました。

…が、針ノ木峠から歩いて1時間の針ノ木岳山頂に着いた頃、辺り一面真っ白けに(´;ω;`) 眼下に見えるはずの黒部湖すらも見えず、当然ながら立山方面も雲の中…

「なんも見えん…」と落ち込み下山する私たち。途中で遭遇したライチョウの親子(写真撮れず)とチングルマが唯一の癒しでした。。

f:id:ma2-hiro3:20170418132536j:plainチングルマの綿毛。花の時期に来てみたい♪

下山後は針ノ木小屋で下山後のビールを♪ しかしそれがいけなかったのか、夕飯のころには胃がムカムカと…お気に入りの「畑のカレー」も全く受け付けず、胃薬だけ飲んで早々に就寝。。。

夜中はものすごい強風が吹き荒れていましたよ(^_^;)

2日目(9月4日)

夜中の強風はピタリと止み、ガス多めながらも晴れそうな予感。

胃薬のおかげで胃のムカムカもすっかりおさまり、元気な朝を迎えました(笑)

f:id:ma2-hiro3:20170418132531j:plain朝はガスが多かったものの…

f:id:ma2-hiro3:20170418132537j:plain次第に晴れて、槍穂さんにオハヨー!

実は展望の良いテント場と言われている針ノ木小屋テント場。真正面に槍・穂高連峰が見えます(*´艸`*)前日は雲がかかってたので、全然気づきませんでしたが(^_^;)

朝ごはんを済ませてテントを撤収し、荷物を針ノ木小屋にデポして「いざ、蓮華岳へ~!」

f:id:ma2-hiro3:20170418132533j:plain真ん中に見えるのが針ノ木岳(左は偽ピーク)右がスバリ岳

…って、振り返ると針ノ木岳方面めっちゃ晴れてる!!

これは昨日見られなかった山頂からの絶景も期待大!!!

蓮華岳に向かって意気揚々と歩いている夫に向かって一言。

「私、蓮華岳より針ノ木岳に行きたいーーー」

.

.

登山道でひと騒動あった後、夫がおれてくれて結局この日も針ノ木岳へ。このチョイスが大正解でした!

f:id:ma2-hiro3:20170418132538j:plain針ノ木岳山頂より。眼下に黒部湖、正面には五色ヶ原から剱岳まで

f:id:ma2-hiro3:20170418132539j:plain烏帽子岳(雲かかってる)や薬師岳水晶岳方面

f:id:ma2-hiro3:20170418132540j:plainスバリ岳・赤沢岳方面。左奥には剱岳

f:id:ma2-hiro3:20170418132534j:plainひとりで景色満喫中…

この景色を見るために針ノ木岳に来たんだーーー!」とご満悦な私。最初はブツブツ言っていた夫も、この景色には満足してくれたようです…(ちなみに、蓮華岳はガスっていた…)

当初の計画ではスバリ岳まで行けたらいいなと思ってましたが、この後の天気予報はあいにく下り坂。雨に降られる前に下山したかったので、スバリ岳はまた次回となりました。

山頂を満喫し、9時過ぎには下山開始です。

f:id:ma2-hiro3:20170418143350j:plainすでに下から雲がモクモクと…左の斜面には高巻き道が見えます

f:id:ma2-hiro3:20170418132535j:plain雪渓立入禁止の看板

帰りも行きと同じルートなので、高巻き道は特に注意しながら。

途中、右ひざの痛みと格闘しながらも12時ごろには扇沢に無事下山です。

 

最後にひとこと

雲が多いながらも、見たかった針ノ木岳からの絶景を堪能できて満足だった針ノ木岳登山。グロッキーになったり雪渓を歩けなかったりと残念なこともありましたが、終わってみればいつでも「いい山だったな~!」と思わずにいられない私です。

次回は爺ヶ岳までの周回コースを歩くか。

もしくは一度行ってみたいと思っている船窪小屋に行くか…(小屋のお母さんは今年御年80歳!)

地図を眺めながらひそかに計画を立てているところです(*´艸`*)

f:id:ma2-hiro3:20170418163830j:plain★オマケ★

立山側から見た、針ノ木岳方面。2015年8月の立山登山のときに撮影したものです。

眼下には黒部湖。その奥、右の三角トンガリが針ノ木岳です。そこから左に、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳と続きます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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