こんにちは。
8月も3分の2が終わり…長野の小中学校は2学期がスタートし始めました(早いですね)
というわけで、のんびり雲ノ平テント泊~その3~です。
【もくじ】
その1・その2はコチラ↓
<2日目>双六小屋テント場~雲ノ平キャンプ場
土砂降りから一夜明け…
初日の夜は土砂降り!
テント泊でこんな雨は初めて(+_+)ってくらいに降りました。
…が、強い雨が降ることは予報で確認済。
濡れたら困るものは全てテントに入れておいたので、特に困ることもなく。
雷も鳴らなかったので、雨音以外は快適な夜でした。
4時前に起きて、朝ごはん・テント撤収を済ませて5:40ごろ2日目スタートです!
双六小屋~三俣山荘(付近)
出発直後、下は晴れてても高いところは雲の中。。
当初は双六岳→三俣蓮華岳と歩く計画でしたが、展望も期待できないので潔く変更。
最短の巻道ルートを歩くことにしました。
1時間ほどすると、遠くに槍の北鎌尾根が…!(でも槍全体は見えない)
ちょっと不気味な!?雰囲気の硫黄岳はよく見えていました。
人が歩いているというより、ザックが歩いてますね…(-_-;)
途中で雨も降り始めたので、レインウェアの上だけ着て歩きました。
双六小屋を出ておよそ2時間、三俣蓮華岳との分岐に到着。上は真っ白です。
このとき雨はやんでいたので、レインウェアを脱ぎ、少し休憩して三俣山荘を目指します。
しばらく歩くと、雲が切れて鷲羽岳が…!
ずっと憧れていた景色を見ることができて、感無量でした。
下に見えている赤い屋根が三俣山荘、少し離れた左手にテント場が見えます。
さらに進むとテント場へ到着。
「三俣山荘で小休止ー!」と思ったのもつかの間。。。
山荘への道を通り過ぎてしまい、結局山荘にたどり着けないというハプニング(´;ω;`)
実は三俣山荘へ行くには「鷲羽・水晶」方面へ行く必要があったんですが、私たちは看板を見落として目的地である「雲ノ平」方面へ突き進んでしまい…
結局、この日は三俣山荘へ寄ることはできずでした。。
黒部源流~日本庭園
三俣山荘付近から黒部源流までは、標高にして150mほど下ります。
この木道が出てきたら、黒部源流標まであと少し。
源流標で休憩していると、雲ノ平方面からやってきたカップルと一緒になりました。
ここで「雲ノ平の木道は滑りやすい」ことと「テン場の下の方は雨が降ると水たまりになる」という情報をゲット。
そして「渡渉してからの登りを頑張ってください」とのお言葉も…(^_^;)
※渡渉した後は標高にして200mほど登る急坂が待っています
お互いに「お気をつけて」で別れた後、渡渉ポイントへ向かいます。
黒部源流の渡渉ポイント。水はそんなに多くなかったです。
ココを過ぎれば急坂…少し歩いては立ち止まり、の繰り返し(^_^;)
危険なわけではないですが、歩きやすいとも言えない急坂。
道を外すと浮石も多くなるので、マークを見落とさないように注意して歩きます。
途中で雨も本降りになってきて、今度は上下レインウェアを。
写真も撮らないまま200mを登り切って、第一雪田・第二雪田と続きます。
「雨やなー真っ白やなー。ライチョウいないかなー。」なんて言いながら日本庭園を歩いていると、夫が突然「ライチョウ!」と。
わずか2mほどの距離にライチョウさんいましたー!
保護色過ぎて私は全然気づかず…(^_^;) この後しばらくライチョウさん撮影会。
この他にも近くのハイマツ帯を飛んでるライチョウさんもいました(^^)
ライチョウに元気をもらって更に進みます。
雲ノ平へ
日本庭園を過ぎると木道が続きます。
雨に濡れたチングルマの綿毛もいい感じです。
相変わらず展望ゼロですが、祖父岳との分岐も過ぎ、少しずつ雲ノ平が近づきます。
祖父岳分岐を少し過ぎたあたりには、以前利用されていた雲ノ平キャンプ場への道も。
現在この道は植生保護の点から通行禁止とのことです。
日本最後の秘境と言われる雲ノ平。
展望がないのは残念でしたが、ガスのおかげで神秘的な雰囲気でした。
ちなみに、雲ノ平までの木道も滑りやすいのでご注意を。。。
双六小屋を出発して約6時間半、雲ノ平に無事到着です。
雲ノ平キャンプ場~雲ノ平山荘
雲ノ平のキャンプ場と山荘は、歩いて15~20分ほど離れた場所にあります。
双六方面から来ると、先に現れるのはキャンプ場。
最初にテントを設営して、その後山荘で受付…という方が効率的です。
※逆に、折立から入るときは先に受付した方がいいです。
雲ノ平キャンプ場。奥は祖父岳かな
我が家も先にテントを設営して、雲ノ平山荘へ行きました。
奥の方に雲ノ平山荘見えてますが…分かりますかね?
ひたすら木道を進みます。
憧れの雲ノ平でテンション上がってます(*´艸`*)
山荘に着くころには青空も!
外に張り出してあったご案内。ふとん1枚に2名…
2010年に新しく建て直された雲ノ平山荘。
山荘内の喫茶室には音楽が流れていて、とてもいい雰囲気!
下界のカフェみたいでした\(◎o◎)/!
お酒が豊富で「よなよなエール」や「インドの青鬼」なんてビールまで!
ケーキも美味しそうでした…!(食べたのは焼きそばとビールでしたが。汗)
山荘でゆっくりした後は、夕方までテントでのんびり過ごしました。
雲ノ平キャンプ場(テント場)について
設営数:HPだと50張。…ですが、ハイシーズンは150張くらいになるそうです。。
料金:1人1泊1,000円
トイレ:数が少ないので(個室3)時間帯で行列ができます。
トイレットペーパーは念のため持参した方が〇
バイオトイレですが処理施設に難ありらしいので、次の人が気持ちよく
使えるよう、ひとりひとりが心がけて使うようにしたいものです(^^)
水:豊富です。キンキンに冷えてます(*´艸`*)
設営数が少なく、水はけもイマイチなテント場。
私たちが到着した時も水たまりがあったりして、設営場所を探すのに少し苦労しました。
時間が早かったので斜面の上の方まで行って場所確保できましたが、遅く着いた方たちはかなり苦労されてたようです…。
上の方に設営すると、トイレまでの道を開拓するのも一苦労です。。。
ということで、今回はここまで。
まだまだ続きます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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